アンケートについて
災害時のおむつを考える会のメンバーで、災害時のおむつを調べていた際、自治体によって大人用おむつの備蓄状況に違いがあることを知りました。おむつや吸収量、おむつの交換回数の想定やおしり拭きの有無など自治体によってさまざまな違いがあります。現状の把握のためにアンケート調査をさせて頂きました。
47都道府県の県庁所在地の災害時のおむつを管轄している部署にアンケート依頼を実施。2022年8月に実施。47都道府県のうち27都道府県から回答を頂きました。
アンケート結果
アンケートの感想
自治体によって災害時のおむつ備蓄の状況に大きい違いがありました。災害時のおむつを考える会のメンバーでアンケート結果について話し合いました。
災害時のおむつの備蓄の種類は主に3種類でした。①パンツ型紙おむつ、②テープ型紙おむつ、③2WAY型紙おむつでした。おむつの備蓄に関して、この中の1つの種類を備蓄している自治体がほとんどでした。
パンツ型紙おむつもテープ型紙おむつは同じではないので両方の備蓄が必要ではなか?
要介護度の高い方を想定している自治体が多い中で、パンツ型紙おむつの備蓄が一番多いのはなぜかが気になります。
尿とりパッドに使い慣れているので急に尿とりパッドなしでの使い方をするのは不安な方が多いと思います。
たくさんの種類があるとどれを使えば良いか混乱する混乱する
2WAY型紙おむつは便利そうですが実際の災害時の混乱時期に使い方を説明できる方はいるのかが気になります。
私たちにできることは?
自治体の災害時のためのおむつ備蓄には自治体より違いがあります。実際に避難所に避難した際にその方に必要なおむつが備蓄されているとは限りません。それぞれが自身に必要なおむつを備蓄しておくのが大切なのかも知れません。
自治体別の回答からの感想
2WAY型おむつ
1日1枚
アンケート結果の限界
今回は47都道府県の県庁所在地の災害時のおむつを管轄している部署にアンケート依頼を実施させて頂きました。市町村ごとに災害時のおむつの備蓄状況は違います。地域の特性やニーズが異なるので備蓄状況は違って当然です。